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安曇野市魏石鬼岩窟(ぎしきのいわや)

安曇野市穂高に分布する穂高古墳群には全国的に見て大変珍しい古墳が有ります。それがこの魏石鬼岩窟(穂高古墳群Dー1号墳)です。伝承ではこの地方に八面大王という賊がいて坂上田村麻呂が討伐に来た際立て籠った場所と言われます。

有明山神社の北東の正福寺から東へ石像・石仏の並ぶ細い山道を熊に注意しながら270m程進むと岩上厄除観音堂が見えてきます。ここが墳頂になります。
D-1号墳7岩上観音堂_convert_20181210125851
人影は全く無く、「熊出没注意」の警告や爪痕のある木も見かけましたがお堂は壊されないようです。

堂正面の石段を降りるとお堂の下に花崗岩の巨石を天井に用いた横穴式石室が。考古・民俗学者の鳥居龍蔵はドルメン式古墳(支石墓)であるとしてます。
D-1号墳4_convert_20181210125750
石室開口部の上には観音様が彫られてるのが見えますが、後世には修験場にも使われていたようです。

石室内部です。この立石が上にある巨石を支えられてるとは思えませんが、横から掘った横穴墓ではないのはよく解り驚かされます。
D-1号墳2_convert_20181210125711
手前過ぎて少ししか見えてない右壁が倒れかかってますが、ここを再現したという大王窟も開口部の石が傾けて据えらえてます。

ウォーカープラス大王窟

解説板が左手に設置されてます。伝説については軽く触れるのみに留めてます。
D-1号墳1_convert_20181210125649

この巨大な岩を用いて造られた墳墓からか魏石鬼八面大王という怪力無双の鬼が民を襲い、坂上田村麻呂が討ってそれを手助けした寺が再興して今に残ると伝わる一方で、多くの貢物や無理難題を押し付けて民を苦しめる坂上田村麻呂ら中央集権から彼らを護るために立ち上がって奮戦するも敗れた英雄としても伝わり、大王わさび農場の大王神社の守護神として今も崇め奉られています。
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