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全日本模型ホビーショー2018(艦船編1)

今週末は東京ビッグサイトに於いて模型とラジコンの受注展示会が、台風が向かってくる中開催されました。

金曜日は業者・関係者のみの公開でメーカーは小売店だったり、メディアだったりに商品をアピールして注文を募り、土日は一般消費者向けに発表・展示をして普段はそのジャンルの商品を気にもかけてない人にも見てもらう為に、サンプリング・限定価格販売・イベント盛り沢山な二日間という日程です。以前は4日間の日程でもっと盛大に催されてましたが、子供がモノを作らなくなるにつれ縮小されていくのはなんか寂しいです(´・_・`)。

まずは東7ホール会場入って目の前のピットロードです。角に置いてある1/700大和型竣工時が目に入りますが、その奥でやってる戦艦大和と護衛艦あさひのVR体験のモニターも気になります。

大和型関連ではこのエッチング付1/700武蔵の他、バリエーションキットの竣工時や大和型用のディテールアップパーツが展示されてました。
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これは会場発表の1/700夕張です。まだ設計途中ですがいろいろとお話をお聞き出来て、今ある他社のキットを手直ししたい点の他、組むと見え辛くなるディテールやバリエーション展開などかなり拘りを持って進められてます。もちろん最終的には商品としての強度確保とかありますから、今のリサーチ等を活かせる1/350でもやってくれないかなぁと思いました。
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これは発売中の1/700いずものディテールアップ用のエッチングのセットです。海上自衛隊最大の護衛艦ですが、このサイズだと間延びする事も無く素組みで組んでも精度の高い模型になるのですが、あるべきものを全て追加しようとその点数は膨大になります。
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レジンの1/350のシリーズではしらねが間もなく登場です。
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新商品ではありませんが、ライバル社が同一アイテムをぶつけて来るからか、現時点での最新護衛艦あさひもVR体験に、アイテム追加バリエーションに、レジンキットの完成見本にといろいろ展示されてました。
これはしらねの前に出てたレジン製1/350キットの完成見本で、プラモデルよりも難易度は高く、手摺等の細かい部品をくまなくても素材に慣れてないと作るだけで大変!
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こちらは出たばかりの1/700のプラモデルにエッチングパーツと絵葉書を同梱したバリエーションキットの告知作例です。
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続きます。

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印西市平賀駒込古墳

印西市の南東部、平賀学園台の西の端にあるかけっこ公園内に保存されてる古墳です。学園台の全域が緩斜面状の場所ですが、その一番高い場所に築かれてます。
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公園に上がって東から。規模は南北に31m・東西に15m程の長円形になっており、主軸を南北にとる前方後円墳とされてましたがくびれ部がはっきりとしません。平成2年、南近くにあった仲ノ台古墳の開発に伴う緊急発掘調査時に併せて調査が入った以降は円墳の可能性も指摘されてます。
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墳丘の上の様子です。墳頂部は平坦で、若干の窪み等はあってもくびれてる様子は伺えませんでした。一般的な古墳墳形分類では採られてませんが、北総でいくつか見られる長方形墳ではないかと思います。
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墳丘は公園内にあって特に立ち入りも制限されてないので、子供たちの遊び場になってるとは思いますが、のっぺりしてて同じ場所を踏み荒らされないからか表面はモグラの巣以外はきれいな状態を保ってます。

昨日急にハードディスクが動かなくなり、手持ちのSDカードで消してない画像しか使えなくなってしまいました。どうしよう・・・。

世田谷区慶元寺古墳群

慶元寺古墳群は東京都世田谷区にある喜多見古墳群の支群の一つで、3号から6号までの4基が境内に保存されてます。ですが3号墳以外の3基は庭園内にあり、春分の日と秋分の日以外は一般非公開となってます。いずれも庭園の築山に利用されてるため、改変が著しいですが、それぞれで円筒埴輪片が出土してます。

まずは通常も見学できる3号墳を西から。自然のままで残されてるため樹木の根が目立ちますが、1m強の高さは残ってます。直径15m程の円墳ですが、奥側は背後に見える薬師堂のために1/3程度削られてます。
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庭園にお邪魔させて頂くと目の前に3基の古墳がありますが、こちらは入って左隅にある4号墳を北西から。3号墳より一回り小さい直径10m程の円墳ですが、東と南が削られてるだけでなく、築山として隣の6号墳と繋がってた時代もあるそうでかなり改変されてると思います。通路からは1m弱の高さが残ってます。この墳丘からは埴輪片以外に小刀が出土してます。
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こちらは庭園入口右側の5号墳を南から。規模が直径5m程度の小型の円墳なため通路が避けられるなどして削られてはいない様ですが、高さも50cmちょっとしかなくて、事前に確認しておかないと古墳に見えないかもしれません。
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最後に庭園入口正面の6号墳を南から。入手した分布図ではこれだけ前方後円墳、あるいは南東に張り出しのある円墳で描かれてました。前方後円墳とするなら左手の高い部分が後円部で、右が前方部になります。
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築山として各方向から登る石段が6号には設けられており、これはくびれ部に当たる場所から後円部を見たところです。丁度ここの部分では木の根も階段として利用されており、墳頂奥の石段へと通り抜け出来るようになってます。墳頂は高さ2m弱あり、群中最も高いマウンドを遺してます。
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こちらは180度振り返って南東の張り出してる側を見てます。画像右奥の石が並べられた通路の向こうは4号墳です。かつては繋がっていたという事でこの部分は後世の改変の可能性が高いですが、張り出しが真っ直ぐ4号墳に向かってないのが悩ましいです。この部分も古墳とすると全長は15m弱あります。
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6号墳の西にも大きな石を多用した築山がありますが、本当の築山で、古墳ではないようです。

慶元寺は今の皇居である江戸城を追われた江戸氏が築いた喜多見城と後の陣屋跡とされていて、本堂・山門・鐘楼と維新前の建築も有します(一番目立つ三重塔は平成5年築)。ですが訪れた人がまず目を奪われるのはこの山門前の杉並木でしょう。絶妙な間隔と茂り具合で木洩れ陽が幻想的な雰囲気を醸し出してます。ただこの日はお彼岸の中日だったのでお墓参りに来る檀家の車が度々この石畳の上を行き来してました。山門のすぐ左に檀家専用駐車場があるのに・・・。
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合同展示会4

こちらは某模型メーカーの社長の作品で重雷装艦時代の北上で、お父様が乗艦されてた縁で製作されたそうです。
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こちらは前の記事のアークロイヤルと同名の先代の模型です。搭載機は複葉機ですが、独戦艦ビスマルク追撃線で決定的な戦果をあげました。
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これは日本海軍重巡鳥海の艦橋のアップです。よくお城に例えられる巨大な艦橋の窓の中もしっかり作り込まれてます。
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これは前記事の扶桑と同じ方(々?)の作られた戦艦長門で、会場真ん中に位置して、かつ最大級の作品だったので時間をかけて丹念に撮影されてる方が続いてました。
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この帆船は盛り込み過ぎて出港後すぐ沈んでしまい、状態を良く残したまま後で引き揚げられた事で有名なワサでレベルの1/150のキットだそうです。輪切りのキットも出てる人気艦です。
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会場でお話聞いてて次回の開催は雲行き怪しいみたいですが、こういった機会でないとお目にかかれないものばかりなので、是非次回も開催して欲しいです。

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合同展示会3

こちらはタミヤの1/350利根が入渠している大ジオラマです。艦だけでなくドックの周りの施設まで細かく作られてます。
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これは同じくタミヤの1/350ティルピッツです。手摺や張り線までした上にこの細かい迷彩塗装がきっちり決まってます。
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艦船に限った話ではありませんが、キットが無ければ自分で一から作ってしまう猛者がいらっしゃいます。この日本海軍扶桑は高くて安定感の無い艦橋に6基並んだ主砲がとっても魅力な艦で、大戦時には既に時代遅れのお荷物で資料の少ない艦影を見事に再現されてます。資料館以外でこういった大型精巧模型を見られるのも大きい展示会の醍醐味です。
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これはハセガワの1/350隼鷹で、最も新しい日本空母の大型キットなためか数点展示されてましたが、この作品だけ終戦時の迷彩塗装が施されてます。
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数多くの作品で一番のお気に入りがこの米空母ミッドウェーでした。周りにも米軍の空母や強襲揚陸艦が集められてましたが、皆さん格納庫の中までちゃんと作られててどれも目を見張るものなのですが、生まれて初めて見た空母で、普及サイズでキット化されず、立体物として見た事が無かったので感激してしまいました。

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こちらはミッドウェーの次に思い入れのあった作品で、子供の頃丸スペシャルという資料を買ってもらったものの売ってるキットが全然似てなくて、いつかは・・・と思ってた艦である日向です。しかも艦尾に飛行甲板を設けた航空戦艦時代でなく、お姉さんと一番見分けのついた戦前の姿にディテールが入ってて、眼福、眼福。
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もう一回続きます。

合同展示会2

続き最初は前記事の比叡と同じ方のピットロード製ロシア海軍巡洋艦ヴァリャークです。西側の流れに乗らず武装たっぷりなのが魅力です。
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こちらは観艦式をテーマに展示されてますが、モデルアート誌にWL連合艦隊編成講座という連載を37年も続けて、キットの出来が未熟な時代も、ブームが去って新キットの出ない冬の時代も実艦に寄せる改造や同型艦の相違点をアドバイスしてとにかくいっぱい作って並べるというのを書くだけでなく毎月実践されてた衣島氏の作品です。
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ここからは数多の名作品の中から特に気に入ったものをご紹介します。これはハセガワの1/350陽炎最終時のジオラマ。
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ウェーブ1/200三笠の艦橋のアップです。三笠は戦艦としては小さい部類ながら、このスケールだとデカい!
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これは南極に着いた風景のジオラマの1/350宗谷でハセガワのキットです。
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これもハセガワの1/350赤城です。飛行甲板に並べられた艦載機やクルーの作り込みが凄いです。
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これは終戦直前空襲で大破着底している青葉のジオラマです。1/700でこれもハセガワ製。
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これは先の宗谷と同じキットですがフルハルという船底まで成型されてるのを活かし、ジオラマとは違う表現で困難究めた初期の南極観測隊の楽しい一コマを上手く表してると思います。
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まだ続きます。

第10回艦船模型合同展示会

今週末は月島の「アートはるみ」という元学校内の多目的スペースで艦船模型仲間が出品してる展示会が、東京では実に8年ぶりに開催されました。

ピットロードの1/350こんごうを使用した艦艇公開風景のジオラマです。300人ほどの来艦客がいるそうです。
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1/72の翔鶴型空母の艦橋。艦載機の模型と並べられるサイズで、中まで作り込まれてます。
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エアフィクスの1/350のインビンシブル級です。イギリス艦船に拘りのあるお方の作品で、本物が退役直前に出たキットのあちこちに手を加えられてます。
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同じ方の作品で、珍しく鋼鉄製の船だけでなく木造の帆船まで手掛けられてます。全長10cm程の大きさでこの作り込み!
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こちらは先ほどの艦橋を作った方のフジミのアークロイヤル。カタパルトにピアノを弾く人が・・・。
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これはプロとして1/700の精巧な作例を発表されてる方のフジミ比叡。撮影し易いようにケースから出してくれました。
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良い作品がいっぱいなので続きます。

テンプレ変えました!

今まで使用させて頂いてた茶色いテンプレートは気に入ってたのですが、文字が読みにくかったり、画像サイズが合わないのか消えたりするので、今度はこんな感じでしばらく行こうと思います。
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摩利子天塚・琵琶塚古墳資料館

ここ数年の発掘調査による新発見もあって注目度の上がっている琵琶塚古墳の南に最近出来たばかりの資料館です。無料で入館できます。
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入館すると、まずビデオ上映を観ることを勧められます。短い動画ですが2基の白い縮小模型に投影される復元・現状映像は写真に写らないけれど面白いアイデアです。ただ模型の向きが南北だけ逆向きなのでちょっと勘違いし易いかも・・・。
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展示室にはボランティアの方がいらっしゃる場合もあります。奥の壁際には大型の円筒埴輪がならび、
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展示室中央には形象埴輪がアレンジして並べられ、
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更に幾つかの近隣古墳の出土品は手前側で別個に展示されてます。
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展示室の横には収納庫の様子も見えます。ですが、ここに見えてるのはまだまだ一部で、整備されてない出土品などが、裏に大量にあるそうです。
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石岡市鹿の子大塚山古墳

茨城県石岡市にある直径約28m高さ4.6mの円墳です。周囲には幅約9mの周溝が確認されてます。
さして大きい規模でもなく、凄い出土品が出た訳でもありませんが、昨年市の指定文化財となり、その経緯が平成30年度の第4回文化財調査報告会で説明されましたが、会場の常陸風土記の丘からすぐの場所だったので、お昼休みに抜け出して現地へ行って来ました。

まず南側から全景。現在は街中に単独で残されてますが、18世紀初頭の絵図によると、付近には10基程度のマウンドが残っていたと考えられ、古墳群を形成していたものと推定されます。
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続いて東より。埴輪の出土が無く墳形としては径に対して墳頂の平坦面が小さいという特徴から、墳頂平面の縮小する古墳時代後期中葉以降の年代と考えられ、近くで古墳時代終末期の風返浅間山古墳とは断面形が酷似し(規模はこちらが半分)、円墳から方墳へ移行しだす最終末期前の7世紀初頭から前半の築造と推定されてます。
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こちらは西面ですが、地元では大塚山と呼ばれ「兵庫頭の墓」で荒らすと腹痛を伴う祟りがあると伝わってます。昭和19年戦車壕に転用しようと陸軍が掘削を始めたところ、隊長をはじめ隊員らが悪夢に悩まされたり悪寒を訴えるなどあったため、作業は中止されました。この抉れてる場所がその跡だそうです。
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墳丘にはこのような破片があちこちに落ちてますが、どれも薄かったりで、なるほど埴輪ではなさそうです。
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主体部については調査されてませんので不明ですが、南面にこんな石材片が埋もれてました。ちょっと足が触れて動いてしまってますが・・・。
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場所的には常陸国府のすぐ北西になり、この古墳が出来た後南東に最終末期の方墳が築かれ、その間に常陸国府や国分寺・尼寺や茨城廃寺が直後に出来る、という律令国家への流れの一端を担う古墳として重要性が高まり、史跡指定されました。
プロフィール

あんけん

Author:あんけん
多趣味で統一性のないアラフィフです。

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