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大洗町磯浜古墳群 その1

本日は大晦日という事で、今日・明日でもっとも素晴らしい初日の出を眺められる古墳群の一つについて書きたいと思います。
大洗町の太平洋を一望できるおでぃば山に分布する磯浜古墳群です。

最初は車塚古墳の北西側で今年発見されたばかりの五本松古墳(仮称)です。訪問時は現地説明会の日ではなかったのでブルーシートが掛かったままになってますが、シートが周溝跡でその奥が墳丘跡になります。
isohamagohonmatsuse.jpg
地元での振興のための寄付で調査を行ったそうです。

調査区域の西より。右に聳えるのが車塚古墳です。現状判明してるのは南西向きの前方後円墳(もしくは後方墳)で、南側約21mほどの周溝が検出されていて、埴輪ではなく刷毛目入り壺や底に孔を開けた壺の破片が出た事から姫塚古墳と同じ4世紀初頭の築造と推定されてます。
isohamagohonmatsuw.jpg

次はその姫塚古墳です。車塚古墳の北東側に在ります。南西より見てます。残ってるのは後方部だけですがそう見えないのは左側に在った前方部全てと後方部周囲も削られて、しかもその土を手前に盛られたためです。
isohamahimedukasw.jpg
大きな陰は車塚古墳のものです。

北東側より。こちら側は改変も少なく後方部らしい佇まいを保ってます。元々は右手に前方部が続く西向きの全長30m、高さ約4.4mの前方後方墳でした。
isohamahimedukane.jpg

墳頂です。祠の屋根が外れてしまってますが、こういうのは直してあげて良いモノなのか迷ってしまいました。
isohamahimedukatop.jpg
祠の向きから想像すると盛られた土はここにお参りし易いように盛られたのではないでしょうか?

次は姫塚古墳の南東に在る北北東向きの前方後円墳の坊主山古墳(ぼちゃのやまこふん)です。後円部を南西より見ていて左奥は前方部になります。宅地化の為墳頂平面際近くまで削られてます。私有地内の為未調査となってますが全長約63m、高さ約7m程の規模と推定されてます。
isohamabochayamasw.jpg
塀の右は地面が高くなってて見えてる高さが墳丘の高さではないようです。

地主の方のお庭より鳥居を潜って上がると後円部墳頂になります。オレンジ色の屋根の向こうは車塚古墳です。
isohamabochayamatop.jpg

後円部墳頂より東側の張り出しを見下ろしてます。実際の前方部よりも滑らかに続いてて最初こちらが前方部と勘違いしてしまいました。
isohamabochayamaharidasi.jpg
私有地な事も有りますが実際古い公式分布図ではこちらが前方部と想定されてました。

その張り出しより墳丘東面を見てます。くびれ部から前方部にかけて良く見えますが、以前は竹が生い茂ってたそうで見通せず、航空写真や確認で見に来ただけでは気付かなかったかもしれません。
isohamabochayamaesaide.jpg
この面に埴輪片が散在してて、4世紀中葉から後半にかけての築造と推定されてます。

前方部より後円部を見上げてます。高低差のため後円部墳頂が見通せません。
isohamabochayamaftor.jpg

後円部より前方部を見下ろしてます。こちらからもくびれ部しか見えませんが、その両脇が見えるので墳形は掴めます。
isohamabochayamartof.jpg
地元の方限定なのですが寄付が貯まればここも調査を始められるとの事でした。
続きます。
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