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石岡市舟塚山古墳群(その3)

舟塚山古墳は群中最大の墳丘であり、14号墳と共に群で最初期に築かれました。位置や向きから愛宕山古墳に対して入船とも呼ばれますが、主軸方向は霞ヶ浦を向いておらず、墳丘下の干拓地もかつては湖岸だったはずで、他の霞ヶ浦周辺の大型前方後円墳同様に湖上から側面を良く見せ、映えるように築いたのではないでしょうか?

北西より見てます。3段築成で全長186m、高さ11mを測り、35~55m幅の周溝を含むと全長は約250mに達します。県内最大、東日本でも2番目の大きさを誇ります。
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北北東より真横から見てます。墳丘が大き過ぎて200m離れた農道からでやっと全体が写せました・・・。
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寝そべってる様に長い前方部の特徴が良く解るアングルです。

周溝の跡は良く残っており、後円部東から前方部北西までは外縁が舗装路になってます。
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周溝の調査で円筒埴輪が出ており、5世紀前半の築造と推定されてます。主体部は見つかってません。

墳丘東側に設置されてて、近年更新された解説板です。黒い盤面は午前中の撮影がおススメでしょうか・・・。
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解説板横の鹿島神社です。
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後円部より前方部を見てます。木々に覆われない墳丘は整備によるものではなく、松くい虫によって墳丘上の松が全滅したからだそうです。
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現在は松くい虫が喰い荒らすという考えは否定され、マツ材線虫病と言い外来の小さい線虫がカミキリ虫に運ばれて侵入して増殖し松の水分補給を遮って枯らすのだそうです。

前方部で180度振り返って後円部を見てます。神社周辺だけ松の木でなかったため木立が残りました。
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前方部上部が斜めに崩れかけてますが、墓地等に利用されてる南面に比べ北面は良好な姿を留めてます。
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舟塚山古墳西側周溝のすぐ外に在る17号墳を南西より見てます。直径23.8m、高さ約2mの円墳です。
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発掘調査されており、壺形土器、短甲、盾、直刀などの副葬品が出土してます。舟塚山古墳よりやや後の時期の築造と推定されてます。

17号墳の南西に隣接する18号墳を北西より見てます。ここと次の19号墳は近くの農家の方に教えて頂かなければ墳丘とは判らないレベルでした。
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直径9mの円墳ですが高さも50cm程しか残っておらず、現状は廃土や切った枝や草を盛ったようにしか見えません・・・。

19号墳は17号墳の西およそ80mの竹林内に在る直径17.8m、高さ1.5mの円墳ですが低い高まりしか残ってません。しかも斜面側の土が流れたのか、それとも竹林内で区画の為に土を盛ったのか、高まりがL字状になってます。
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たまたま古墳にも関心の有る方とお話しできて、案内して頂けましたが、自力では絶対見つけられませんでした。

20号墳は舟塚山古墳の北西およそ170mに在る直径9.5m、高さ約1.5mの未調査の円墳です。東より見てます。
funatukayama20e.jpg

もう一回続きます。
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