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流山市東深井古墳群(その2)

昨日の続きで分布図片手に西側の墳丘を周ります。10~12号墳の3基のみ9号墳と共に残存状況が良好と見て、番号を付与し発掘調査されてます。未調査の墳丘は資料が無く、藪に覆われてたり殆ど墳丘が無かったりもしますが、撮影は全て真冬の状況で最も見栄えの良い角度を選んでおり、夏場は遊歩道すら蜘蛛の巣だらけで見学は難しいです。

7号墳の西隣に在る10号墳を北西より見てます。直径約14m、高さ推定1.25mの規模です。
higasifukai10n.jpg
基壇状テラスを持ち周囲には幅約2.4mの周溝が確認されてますが、南西部では1m近く幅が拡がって均一ではありません。

18号墳を南東より見てます。8号墳の南西およそ30mで柵で囲われてますが、真冬でもマウンドがどこだか判別できません。
higasifukai18se.jpg

17号墳を北西より見てます。18号墳の北およそ30mですが、同様の状況でマウンドが確認できません。
higasifukai17nw.jpg

13号墳を北西より見てます。17号墳の西約30mに在る円墳で直径約10mの規模ですが高さは中心で50cm有るか無いか程度です。
higasifukai13nw.jpg
発掘はされてませんが人物・鶏型の形象埴輪が出土してます。

北西に並ぶ14号墳を南東より見てます。13号墳とほぼ同規模と思われますが、こちらは約1mの高さのマウンドが残ってます。
higasifukai14sw.jpg
こちらも未発掘ながら人物埴輪が出土してます。

13号墳から西へ更におよそ30mに在る15号墳を南東より見てます。直径約13m、高さ約1.5mの規模です。
higasifukai15se.jpg

16号墳を東より見てます。柵から判断すると直径約10m、高さ約1.3mの規模ですがメインの遊歩道が脇を削って通っており、もっと立派に見えます。
higasifukai16e.jpg

16号墳の北西およそ15mに在る11号墳を北東より見てます。直径16.5m、高さ1.6mの規模で西側にブリッジを残して周溝が巡ってます。
higasifukai11ne.jpg
発掘時には盗掘跡が酷く鉄鏃や刀子、埴輪片を検出するも主体部や埴輪列は特定できませんでした。後に刊行された市史では8号墳同様土壙が見つかり木棺直葬と推定されるとしてます。

11号墳のすぐ西に並び、群中西端にある12号墳を北東より見てます。直径16m、高さ1.5mの規模で、幅3.2mの周溝も確認されました。こちらは均整のとれた墳丘が残ってましたが、やはり全面的に盗掘で荒らされてました。
higasifukai12n.jpg
主体部はやはり見つからず、円筒埴輪片と人物埴輪片が見つかったのみです。

群中最も南に在る19号墳を北より見てます。見た目には直径15m以上、高さ約2mで、わざわざ遊歩道を外れて頂上を歩き抜けたくなるのも理解できる高まりなのですが、分布図では群中最も小さい規模で獣道の左側のみ描かれてます。
higasifukai19n.jpg

実際には行政区分を越えて広範囲に分布する古墳群と考えられ、後世の運河にも古墳が在ったかもしれませんし隣接する柏市の八幡山古墳群も同一群に含むのが妥当だと思われます。
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