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石岡市岩谷古墳

県道138号線・フルーツラインが筑波山を潜る朝日トンネルから北におよそ2km、私有地内で保存され複室構造の石室が開口している円墳です。県道からも墳丘が見えますが無断で立ち入る訳にも行かないと思っていたら近所の古墳に詳しい御婦人が案内して下さいました。

東より見てます。墳丘の近くに民家が2軒ありますが、所有者の方は別にお住まいだそうです。
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現状直径約9m、高さ約3mの規模で、南南東向きに両袖型横穴式石室が開口してます。

封土は相当流出しており羨道部が露出してますが、、外側の杭の列辺りまでは元々墳丘であったようです。
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石室正面より見てます。震災で前室左壁が倒壊し石室崩壊の危険が高まった為、平成29年度に復旧工事及び、石材の測量が行われました。
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全長約5.1mで、各室奥壁・側壁は一枚岩の組み合わせで、前門がこの様に2枚の板石を刳り貫いている珍しい造りです。

羨道です。右上にスカイフィッシュが写り込みましたΣ(゚д゚)!L約1.3m×W約1.1m×H約1.6mで入り口側は若干狭まっています。
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前門の石材は全長約2.1mも有り、50cm近く地中に埋まってます。
また左壁の石材は1.8m×1.6m×0.25mのサイズで推定重量は約2t有って、最大の石材です。

前室です。直されている石仏の頭部の殆どが側壁の下敷きになった際の損傷です。L約1.6m×W約1.45m×H約1.65mですが前門側は天井が約5cm高くなってます。
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前門・玄門・天井石で出来るスペースと側壁がほぼ同じ面積で、側壁が根入れされておらず、上部に隙間が空いてた事が原因と考えられてます。復旧時は門石をやや低く埋め、隙間に石を詰めて草の根等が入らない様にされてます。

奥室はL約1.8m×W約2.2m(奥壁付近の最大幅で)×H約1.6mの広さで、前室と同様に石仏が祀られ、永く信仰の対象となっています。
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前室と違い隙間無く精巧に造られています。

復旧工事の模様は石岡を掘る4の展示解説で見られます。
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