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安中市簗瀬二子塚古墳

群馬県安中市磯部駅の北東1kmの所にある、全長80m、高さ6.8mの西向きの前方後円墳です。

南東の道路向かいに建てられたガイダンス棟側より。右手前が後円部で、左奥が前方部になります。
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手前の道路は周溝・周堤が続いてました。

南に建てられた四阿の横より。後円部に見える鉄扉は石室の開口部です。以前は竹藪に覆われ墳形も見辛かったのですが、市が買収、伐採後整備されました。
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ぐるっと回って北西より。墳丘は葺石で覆われてますが、保護のため土を盛ってるため表面には出てません。
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現状はほぼ同じ高さですが、杭から左は南側周溝、右は周堤です。杭列が曲がってますが、このすぐ左の周溝内で前方部隅より高まりが見つかってますが、その用途・正体は何なのでしょう・・・。
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後円部の南には解説板が設置されてます。これは石室の説明。
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出土品の一部は安中市学習の森ふるさと学習館に収蔵・展示されるほか、こちらでも見る事が出来ます。
文化遺産オンライン

前方部より後円部。墳丘上や段築のテラス上には埴輪が並んでました。中央奥の木々は簗瀬城址で、今は城山稲荷になってます。
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後円部より前方部。妙義山がこの日は良く見えました。
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石室開口部です。玄室にはベンガラが塗られており、保護のため現在では出入りが出来なくなってます。窓が付いてますが、全長11m以上あって、幅1mに満たない羨道を二段階に1m以上下って行く内部は殆ど見えません。
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整備前は葺石を使って後円部墳頂へ登る階段が、開口部のすぐ左に設けられてました。

直接玄室を見る事はできませんが、ガイダンス棟では3DCGムービーでその様子を見る事ができます。
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6月30日には国指定史跡に答申された事を記念して現地説明会が催されました。
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当日は特別に石室の扉が開放されましたが、維持設備等があって入室は出来ませんでした。
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現時点では古墳群と呼ばれてませんが、周囲には他にも古墳やその跡、古墳の可能性のあるマウンドが在ります。

前方部西側に在る首塚古墳です。直径21m、高さ約4mの円墳です。昭和6年に墓参りに来た小学生によって人骨が発見され、その後の調査で横穴式石室の外側に下顎の無い頭蓋骨が約150体分積まれてた事が判明しました。墳丘のすぐ背後には中世に八幡平陣城が築かれてましたが、近くでの戦の戦死者のものと考えられてます。
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現在市の指定史跡となっており、墳丘上にはお堂と供養塔が建てられてます。

後円部の東にある真下神社古墳です。現在は一辺が8mの方墳状に残ってますが未調査のため詳細は不明です。
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ガイダンス棟の南にある積石塚状の高まりです。調査はされてませんが、開発により集められた石の山ではなく昔から存在してるそうで、古墳の可能性もあるとの事でした。
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現地説明会で配られた実測図で上が北になります。記入されてませんが、右端の周堤と重なる四角い高まりが真下神社古墳です。K―3号墳は既に墳丘を失っていた埋没古墳で現在は道路や宅地となってます。
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周溝の南西隅、周堤には接続しない様に四角く盛り上がってるのが判ります。
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