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大田原市銭室塚古墳

那珂川を挟んで小船渡古墳群の東南東およそ650m、那珂川左岸の段丘上に1基だけ残る円墳が銭室塚古墳です。かつては周囲にも他の墳丘が存在した様ですが痕跡は窺えません。

県道343号線から27号線に入って1.3kmほど北上すると右手前方、水田の向こうに墳丘が見えて来ます。
zenimurodukasw.jpg
直径約26m、高さ約4.5mの二段築成の円墳です。基壇の東半分が削られてます。

北西より見てます。この角度だと観音塚古墳と同様とよく言われる二段築成の墳形が良く見えます。
zenimurodukanw.jpg
周囲には幅約5mの周溝が有ると想定されてます。

墳丘南西面に両袖型横穴式石室が有り、羨道から外された花崗岩の天井石が置かれています。このような石材が5枚、玄室の天井に使われてます。
zenimurodukasekizai.jpg
その上に見えるチェーンの囲いは天井の無い羨道で玄室が開口してます。あまり良く写ってませんが葺石が基壇には沢山見られます。

羨道内部と玄門を見下ろしてます。羨道は約3mの長さで、チェーンの外は土砂が堆積して埋まってますが上の画像の石材の辺りまで続いてます。
zenimurodukasendou.jpg

玄室の中を撮るのにペンライトとカメラを吊るして20枚以上撮った中で最も写りの良かった画像です。
zenimurodukagensitu.jpg
中はL6.3m×W1.4~2m×H1.45mの広さで、やや持ち送られた乱石積みの側壁の奥にドーム状の一枚岩の奥壁が有り、埋められて見えませんでしたが二ッ室塚古墳の後円部の石室も良く似てます。

墳長には南側を向いて石祠が2基祀られてます。
zenimurodukatop.jpg

墳丘北面に設置されてる解説板は掠れて読み辛くなってしまってます。古墳なうさんが文字に起こして下さってます。
zenimurodukakaisetu.jpg
開口していたため副葬品は無くて墳丘も未調査ですが、周囲で見つかる土器片などから6世紀末の築造と推定されてます。
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