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玉川村宮前古墳群 宮ノ前古墳

国道118号線を走ると福島空港・あぶくま南道路を潜るちょっと南、川辺八幡神社の前で「宮ノ前古墳P↓」という案内が何故か両方向に設置されてます。実際にはそこから南へ100m強行った場所から西側の新しい住宅地を通り抜けた突き当りの広場が無料駐車場になります。

駐車場から既に斜面上の横穴式石室が見えてます。右の隅から最短距離で上がれるのかもしれませんですが、一段目の足元が全く見えないので左方の矢印看板側から迂回しました。
miyanomae1.jpg

迂回して戻ってきたところです。以前は深い藪の中だったようですが、麓の宅地化に伴って木々は伐採されました。
miyanomae2.jpg
盛土が流出して、発掘もされてないようで、墳形は不明ですが、石室を覆う程度の円墳ではないかと推定されてます。

真っ直ぐ建つが故に宙を向いてる解説板です。実際急な斜面上で正面には立てず、標柱に掴まってカメラを持った手を伸ばしてこの角度がやっとです。駐車場が出来た際に何故この解説板だけでも麓に移設しなかったのでしょう?
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その標柱です。周囲はほぼ左後方の様な角度の斜面になってて囲ってる柵も傾いてて信用出来ませんし、安心して立てるのはこれに掴まる事ができる範囲と石室内のみという状況です。
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南南東向きに開口する石室正面です。奥行き3.9m、内部の高さ1.8m、幅約2mを測ります。
miyanomaesekisitu1.jpg
天井の石も角を落とす加工がされてます。

石室はこの玄門で区切られて、手前の羨道と奥の玄室に分けられてます。凝灰岩をきれいに切り取り、組み合わせてるのが解ります。
miyanomaesekisitu2.jpg
まぐさ石が永年の負荷で割れてますが玄門自体は石室の側壁の後に組み込むようにして造られてて、その隙間の無い成型と組み合わせで揺らぐことなく保たれています。

玄室内部です。全方位大きな石材を使用してますが、よく見ると奥壁の右下は形を合わせて継ぎ足されてます。
miyanomaesekisitu3.jpg
この積石の加工具合などから7世紀になってからの築造と推定され県指定史跡になってますが、なぜかまほろんのデータベースでは宮前古墳群として所在位置と遺跡総面積のみが掲載されてます。
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