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駿府城令和元年度発掘調査現地見学会(前編)

昨年度に引き続き今年も駿府城の本丸発掘現場で新たに大発見もあって、一般に報告する見学会が催されました。

工事囲いの外には告知が何カ所か貼られていました。その甲斐有ってか最初の説明時には200人近い人が訪れていたのではないでしょうか?
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そのため2回目の前に説明をよく聞けなかった人の為にもう一回説明を増やして対応されてました。

更に現場内の概略図も貼られていました。見学は右回り一方通行で何周でも出来ますが、配布資料にも書かれてるものの今年はそのアナウンスが無かったので逆流する人も多かったです。
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調査区域目指して周ります。昨年ご紹介しなかった北東角から見てる約61m×約68mの天守台全景です。
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一昨年度の成果ですが、天守台北側に石垣の裏から見つかった栗石を区画する川原石列についての説明パネルが置かれてて、
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前夜の雨のお陰かその遺構が以前よりも見易くなってました。
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そのまま東へ進むと昨年下りて見学した天守下門跡が掘り下げられ、柱穴列や出土した木材が見えて来ます。
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これを見ると木橋は正面石垣の中心でなく、左手の多聞櫓側にオフセットされていた事が解ります。

東側より見てます。寛永12年に崩れ落ちた木材が思いのほか大きく、形状なども異なり、この辺もう少し詳しい説明が欲しかった気もします。
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また昨年は角の部分しか見えてなかった本丸北面・多聞櫓下の石垣が9m程先まで掘られて露わになってます。
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時間になって昨年と同じく市歴史文化課増山氏の解説が始まりました。
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本丸北面の石垣もそう割れずに綺麗に残っている事から天守台石垣石材の傷みは高さと支える建物の重量のせいではないかとの事です。

杭が刺さってる場所が木橋の柱穴で、太さは約60cmです。氏の左側の白線は、堀底の堆積具合を見てて、ここまで掘ると水が相当湧くそうで、明治に陸軍歩兵第34連隊が駐屯した頃でも上段の線までの堆積でした。
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天守台に沿ってのみ、栗石が敷かれた様になってますが、これらは天守台を築く時に使われた余りだそうです。
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堀底からは木材の他にもこれらの鎹(かすがい)や鋲(びよう)、小さめの瓦が出土しきゃっしる内で展示されてます。
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大発見の天正期小天守台は明日に続きます。
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