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三島市夏梅木古墳群(前編)

夏梅木古墳群は伊豆縦貫自動車道三島玉沢インターチェンジの南西およそ1kmで錦が丘団地・つつじが丘団地北方の、箱根の山から南西に続く源平山丘陵北縁に分布する古墳群で19基まで確認されてます。資料によって内容が異なるのですが、墳丘2、移築(?)復元墳丘1、石室露出1の遺構が残る様です。

夏梅木古墳公園内に6号墳が復元されてます。
natumegikofunkoen.jpg

北より見てます。周辺の宅地開発時の調査報告だと移築復元とされ、古い航空写真では墳丘が北側にはみ出ていて、直線状のこの農道が避けて撮影位置後方に曲がっていた様にも見えます。
natumegi6nw.jpg

南西より見てます。現状直径14m、高さ約2.5mほどで復元されてます。同資料では同じ系譜関係で南東近くに在った直径12mの16号墳が最大規模とされてます。
natumegi6se.jpg
右側の歩道が周溝跡っぽいですが、実際幅約1.5mの周溝を持ってて中から7世紀代のフラスコ形瓶が出土しました。

南向きに無袖型横穴式石室が開口してます。入室は出来ません。
natumegi6s.jpg
6号墳と16号墳のみ、柱石を立てて羨門としてましたがそれは復元されてません。

門扉越しに石室内部を見てます。半地下式でL6m×W1.5m×H2mの広さです。復元に際し一部失われていた石材を新たな石で補ってます。
natumegi6gensitu.jpg
飾大刀をはじめ武具・馬具・耳環・須恵器などが出土し、それらから6世紀末に築造され、7世紀にかけて追葬が行われていた可能性も考えられてます。

奥壁前、右壁側にはL2m×W0.6mの石棺材が残されてます。8~10号墳も同様の場所に石棺を据えてました。
natumegi6sekkan.jpg
床には石を敷いてなかったとの事ですが、復元後は6・16号墳にだけ使われた板状節理と思われる山石が敷かれてます。

解説板です。ここでは元位置での復元と書かれており、写真を見る限り北側にはみ出ていた部分は墳丘ではなさそうに見えます。
natumegi6kaisetu.jpg

群中2カ所に山の名にもなっている源平入道の墓が在って片方は事業予定地になったため石室の正面近くに移築されてます。
natumegi6tuka.jpg
その奥の斜面下には8号墳が在りましたが、何故か6号墳と同様石室に礫が敷かれてませんでした。

続きます。
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