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三島市夏梅木古墳群(後編)

6号墳の北西に25mほど離れた2号墳を南南西より見てます。崩落により規模は不明ですが、元々山寄式で築かれたと思われ、斜面下の西側に開口する横穴式石室を持ちます。宅地開発時の調査報告では5号墳と2基のみ手付かずで残ってる古墳と書かれてます。
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6号墳横から農道に入って見た墳丘背面です。小さな解説板が立ち、左奥に石室の石材が露出してます。
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横穴式石室の残骸です。右側が斜面下で、元はL3m×W1m×H1.2mの規模が確認されてますが、石室上部や羨道側は崩落しています。
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大刀・刀子・耳環・鉄鏃・玉類が出土し、他の墳丘と比較して7世紀初頭の築造が考えられてます。

2号墳の解説板のアップです。著名なエピソードでも現状を見たら・・・。
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未調査ながら2号墳と共に現存扱いされてる5号墳を南西側より見てます。横穴式石室がむき出しになって残りますが、低木が育ち真冬でもよく見えません。
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南東より見てます。石室は西南西向きで図とも合致するのですが周辺の人が集めた石と認識されてる事からすると2号墳の落ちた石などが寄せられてるのかもしれません。
natumegi5sekisitu.jpg
移築された4号墳の石棺もどこに行ったのか・・・?

7号墳は大正に入ってすぐ調査され主体部構造が記録上はっきりしないものの、飾大刀や耳環、須恵器などが出土したと伝わります。
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墳丘跡地北端にはもう1基の源平入道の墓が、付近の石造物で唯一動かされずに残されてます。

12号墳は古墳公園の西南西400mちょっとの八王子神社の基壇になってます。参道を登って南より見てます。
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南北約40m、東西約50mの平坦部上に在る直径約30m、高さ約3mの円墳です。

南東より見てます。宅地開発時の調査報告では11~15号墳はなんら調査せずに破壊されたと書かれてますが・・・。
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もっとも同資料をよく読むと何かしらの調査記録の残るもの13基、未調査現存1基(5号墳)、未調査破壊5基、自然地形と判明1基(15号墳)と書かれて確認されてる19基を超えてしまってます。

裾部に溝状に窪んだ場所が有りますが、周溝の痕跡ではなく下の斜面に水を浸み込ませない様に掘った排水路みたいです。
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墳頂の八王子神社社殿です。この社殿改修時に一部発掘調査されてますが古墳と確定できる遺物等は発見されてません。
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参道を下りた目の前、手前の畑が未調査のまま破壊された14号墳の址です。ですが後方の擁壁で取り込まれてない場所が気になります・・・。
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右上の民家の奥に13・15号墳が在ったとされ、1基だけ挟まれた谷津の底というのも???なのですが・・・。
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