FC2ブログ

つくば市臼井古墳群(前編)

臼井古墳群は筑波山南山麓、西以外の3方を山で囲まれた耕作地帯に分布する古墳群で、現在4基残ります。ただ正式名称で古墳と呼ばれるものは1基のみの様で、他は確実な古墳も含め塚と呼ばれてるそうです。

六所大仏の前から西に向かって800m程進むと右手にニット帽の様な形状の小高いマウンドが見えて来ます。

群中最も東に在る大塚を南西より見てます。現状直径約10m、高さ約4.5mの円墳です。
usuiootukasw.jpg
コロナで図書館も閉まって名称がどうしても判らなかったのですが、休館中のつくば市桜歴史民俗資料館の方が教育委員会の方に問い合わせて聞いて下さいました。謹んでお礼申し上げます。

北西より見てます。墳丘を避けて農耕車を使ってるのが見て取れますが、高さからすると裾部は永年の耕作で大分削られてる様に見えます。
usuiootukanw.jpg

墳丘の横から南西方向を眺めると金堀塚の姿が見えます。
usuikanahorine.jpg

金堀塚へ移動して反対側南西より2基を見てます。現状東西約33m、南北最大15m、高さ約4mで食べかけのエクレアの様な形状ですが、公式には大きく削られた円墳とされてます。
usuikanahorisw.jpg
筑波町史では直径約12mの変形した円墳と書かれてますが古い地図でも現状と変わりは無い様で描かれ、もしかして大塚と情報が混同されてたのではないでしょうか?

南より見てます。長軸方向真横から見ていて、背後の筑波山とのマッチング素晴らしいです。
usuikanahoris.jpg
usuikanahorisb.jpg

墳頂西端より東を向いてます。奥側の墳丘東裾にクランクして水路が通されてますが、これは80年代以降の工事によるもので、同時に農地も改変されたため元の地形の痕跡も窺えません。
usuikanahoriwtoe.jpg
円墳だとすると南側は前庭が削れて拡がっていった様に見えますが北側の削れ方は???です。

今昔マップで見ると50年程前まではすぐ南西にも瓢箪形の地形が見え、2基の西向きの前方後円墳が並んでいる様に見えます。

墳頂東端で180度振り返って西を見てます。残丘上段中央がくびれていて、見た目は完全に前方後円(方)墳です。
usuikanahorietow.jpg
その最も細くなってる部分に石室が有ります。

南面中央部に横穴式石室が開口してます。中は玄室のみですが、恐らく羨道か前室が手前に続いていたと思われます。
usuikanahorisekisitu.jpg

玄室内部の様子です。幅は1mちょっと有りますが土砂の流入で大分埋まってるみたいで、側壁はヘギ石というか長目の板石を積んでます。
usuikanahorigensitu.jpg
直刀、金環や勾玉が出土してます。

続きます。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

あんけん

Author:あんけん
多趣味で統一性のないアラフィフです。

カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
アクセスカウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR