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小山市飯塚古墳群(前編)

琵琶塚古墳摩利支天塚古墳西側の台地上及び両墳丘周辺からは100基を超える古墳が在ったと推測され、飯塚古墳群と呼ばれてます。2基を囲んでた数基を含め約1/3の墳丘の位置は手持ちの資料では掴めませんが、残る墳丘はごく僅かです。

摩利支天塚古墳の西およそ150m、県道18号線に出る手前の左手に飯塚35号墳の墳丘が見えて来ます。

北より真横から見てます。左側に小さい前方部が付く様に見えますが西向きの前方後円墳で後円部だけが残ってます。よく見ると東の2基とよく似た形状ではないでしょうか?
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主体部の調査は行われてませんが周囲は発掘され、周溝内から円筒埴輪・盾持ち人物埴輪・土師器・須恵器片などが出土しました。これらから6世紀後半の築造と推定されてます。

東より見てます。現状直径約31m、高さ4.5mの規模が残ります。中段にテラス面が有り、埴輪列が確実視されてます。
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後世に墓地として使われて須恵器甕の骨臓器が見つかってます。

北西より見てます。右端の民家が前方部址に建ってます。左奥の木立は摩利支天塚古墳です。
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手前の空き地は34号墳址で、調査前は火の見櫓の土台に転用された小残丘でした。調査の結果幅3m前後の周溝が検出され、35号墳と隣接する同じ向きの前方後円墳の可能性が考えられてます。

墳丘東側に設置されてる解説板です。書かれてる石材は埋もれてるのか見当たりませんでした。
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35号墳の北西およそ250mの畑中に在る31号墳を南東より見てます。周辺には支群の一つが集中していて、前方後円墳7基、円墳5基、方形周溝墓1基、墳形不明3基が発掘されました。撮影位置との間は直径約19mの円墳の32号墳址で市道の下には無袖型横穴式石室の一部が残ってます。
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見えてるのは帆立貝形前方後円墳の後円部の中心部分のみで、手前の低木横と残丘から離れて二回りほど大きい径の周溝に100個体を越える埴輪や土師器が見つかってます。

東より見てます。墳丘左側に未盗掘の東西を向いた木棺直葬の主体部が見つかり、更に左側に小さい前方部の有る南南西向きの墳長29m、周溝も含めると約40mの全長の帆立貝形前方後円墳でした。
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高さはもっと高かったと推定されてますが詳細は不明です。主体部からは豊富な武具・馬具・工具が出土し、前方部からは人物埴輪・馬形埴輪・靫形埴輪が見つかって6世紀前半の築造と推定されてます。

続きます。
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