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文京区富士神社古墳

JR山手線駒込駅の南およそ650m、六義園の南東側はす向かいで本郷通りの一本裏手に富士神社が在ります。その境内北端に前方後円墳とされてる富士神社古墳が在り社殿を載せた富士塚として今に続きます。

南より見てます。現状全長約50.6m、高さ約5.5mの規模で、左手の社殿を載せ上り階段の見えるのが後円部で、右手のやや低く下り階段の見えるのが前方部と推定されてます。
fujijinjas.jpg

いつものやっつけ画ですが実測図を素に南西から見下ろした図を描いてみました。北面が早くに直線状に削られて更に社殿の西側が変形していて、前方後円墳に見えますが直径50m級の円墳の北端が削られてる様にも見えます。
fujijinjakofun.jpg
勿論学術的発掘調査をしない限り墳形は不明ですし、そもそも文京区では幾つかの古墳、または古墳址と伝わる場所で古墳と認められる遺構は全然見つかってない現状では後世の塚の可能性すら有ります。古墳なうさんではそれを踏まえてトーンを落とした表現でここを再訪問されてます。

墳丘北面はとても真横から全景は見られませんので無理やり合成してみました。しかし道路で直線状に削られて固められてるので元の墳形をこちら側から想像するのは難しいです。
fujijinjan.jpg

上の画像では歪んでますが、斜めから見るとこの通りです。北東より前方部の角から見た形になります。
fujijinjane.jpg

現在は裾部は石垣と擁壁によってほぼ垂直に立ち上がってますが、南西側道路脇にかつてのなだらかな裾部形状を偲べる場所が有ります。
fujijinjasw.jpg
境内西側の道路が早くに通され斜めに擁壁が立ち上がっていて、かつてはそのまま右手の参道へ弧を描いてましたが後に神輿庫建設の際に間に通路が確保され削られたり盛られたりと改変されてます。

南面くびれ部の中腹に胎内洞穴が開いてます。古墳としたら怪しい場所なのですが立ち入り禁止で、祟りに怯えつつも区役所の方が記録撮影された画像を見せて頂きましたら、奥行きも無く古墳の石室でもその転用でも無さそうです。
fujijinjatainaidouketu.jpg

前方部より後円部を見てます。どちらも平らに均され1.5m弱の高低差しか有りません。
fujijinjaftor.jpg

後円部で180度振り返って前方部を見てます。左手に十五朗穴でも出てきた曽我兄弟を祀る曽我御霊社、右手に富士講の小御嶽社が並びます。
fujijinjartof.jpg
東北東の主軸線で見ても15m程の長さで、現状を復元したとしても帆立貝形の造出し程度の広さです。すぐ隣接する民家が墳丘を削っている可能性も有ります。

後円部墳頂に鎮座する富士神社です。グーグルマップなど地図によっては胎内洞穴周辺の石塔が集まる場所を駒込富士神社と併記してます。
fujijinjartop.jpg
神社は17世紀の寛永期に赤門の残る旧加賀藩上屋敷の中に在った椿山古墳とされる塚上より移転されて来ましたが、墳丘はそのずっと前から富士塚と呼ばれていたとも伝わります。

後円部南側に立てられてる神社の説明板です。一応前方後円墳の可能性についても触れられてます。
fujijinjasetumei.jpg
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