FC2ブログ

山武市蕪木古墳群(前編)

蕪木古墳群はJR総武本線松尾駅の北西およそ1kmの台地上に分布する古墳群で、前方後円墳4基、円墳15基から成ります。

八幡神社参道より神社越しに1号墳である朝日ノ岡古墳を南より見てます。墳長70m、高さ7mで西向きの前方後円墳で、社殿がくびれ部南面を削って建てられており、その右手後方が後円部で左手後方が前方部です。
asahinookas.jpg
古墳探訪記さんや怠け者の散歩道さんの記事を拝見すると今は右手の木のベンチの奥に解説板が設置され、地籍に合わせて「旭ノ岡古墳」表記になってます。

社殿の東側より後円部を見てます。二段築盛で築かれ、社殿周り以外は良くその形状を残してます。
asahinookar.jpg
北東側の近くを県道22号線が通り墳丘も見えますが、夏場の訪問だと所々樹木に隠れて全体を見渡せる場所は無い様です・・・。

後円部東側下段テラス面に発掘調査を記念した石碑が立てられてます。
asahinookahakkutukinenhi.jpg
テラス面と裾部に埴輪列が検出されましたが、後円部からは円筒埴輪のみが出土しました。

後円部より前方部を見てます。どちらも同じ高さでくびれ部が若干下がってます。
asahinookartof.jpg
前方部は真っ直ぐ広がらず端部だけが玄翁(玄能)の様な形で急に広がる珍しい形状で、削られてる南面と無傷の北面の形状が似てるのですが、見渡せません・・・。

前方部で180度振り返って後円部を見てます。左奥の明るい場所は県道です。
asahinookaftor.jpg

高さの有る前方部を北西隅より見てます。その特殊な形状からかしっかり「角」が残っているのが見て取れます。
asahinookaf.jpg
前方部では円筒埴輪や人物埴輪と共に中段列では馬形、裾部では鶏形・水鳥形の形象埴輪が出土してます。

南に周って社殿で削られてるくびれ部を見てます。
asahinookakubirebu.jpg
反対側北面で、凝灰質泥岩(もしくは軟質砂岩?)を積んだL4.1m×W4.3m×H1.5mの幅広で中央に棺床を持つ横穴式石室から管玉や土師器片、須恵器片が出土してますが、埋め戻された後に報告書が作成されておらず詳細は伝わってません・・・。

二重の盾形周溝を持ち、幅7m以上の内堀が墳丘西~北面に残り、幅約5mの周堤の一部も残ってます。
asahinookashuko.jpg
前方部墳頂より西側墳丘端を見下ろしてますが、墳丘、裾部テラス面、周溝、周堤と続くのが良く見えます。

群として(実質的に当墳丘が)房総の魅力500選に選ばれてます。6世紀後半の築造と推定され、市の指定史跡になってます。
asahinooka500sen.jpg

続きます。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

あんけん

Author:あんけん
多趣味で統一性のないアラフィフです。

カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
アクセスカウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR