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筑西市小栗丸山古墳

茨城県と栃木県の県境になってる大政山、その尾根を西に進むと北関東自動車道のトンネル辺りで二股に分かれて南東に続く尾根が続き、その先端近くに丸山と言う山が在ります。その頂上の、つい最近地形などから発見された90m級の前方後円墳が小栗丸山古墳です。

プチジモティーの方とご一緒してナビして頂き天神山古墳群の分布する天満宮から同じ標高で移動するのが一番楽と思いましたが、地元の方にずっと遠回りだけれど尾根まで上がって散策道を下った方が良いんじゃないかと教えて頂きルートを変えました。結果として散策道は無くなっていて、茨が沢山生えてるし猪がそこら中の地面を掘り返していて大変危険なのでおススメ出来ません。あえて行くなら蓬田本田の西の墓地の横から上がった方が倒木だらけですがまだマシです。

墓地の横から登って来ると最初に見えてくる前方部端です。公式な測量はまだですが、確認調査に行かれた方々によるメジャーを使っての計測(以下の数値も同じです)では幅約46m、高さ6.8mです。
ogurimaruyamafedge.jpg

そこから右手を見ると前方部南東面越しになんとか後円部が見えます。
ogurimaruyamas.jpg
東側約1kmの山裾近くに在って消滅した山ノ入2号墳は前方部の南面中央付近に主体部が有りましたが、こちらはどうでしょう?

北東に周って南東側の横から見てます。尾根上の墳丘で後円部は実際ほど大きく見えません。全長約88mの南西向きの前方後円墳です。
ogurimaruyamase.jpg
ogurimaruyamaseadd.jpg
倒木が多く、もう少し後円部に寄ると前方部も写真では全然判らなくなってしまいました・・・。

墳丘北側には陪塚らしきマウンドが在ります。地形もあってハッキリしませんが、直径10m程度で高さは2m強の規模でしょうか・・・?
ogurimaruyamabaichou.jpg

少し戻って径約54m、高さ11mの後円部を登ります。
ogurimaruyamare.jpg

葺石が施されてる様で所々で散見されますが、山上なので川原石ではなくごつごつした10~20cm大の石が殆どです。
ogurimaruyamahukiisi.jpg

後円部の墳頂の様子です。直径約15mの北西側に傾く平坦面になってます。
ogurimaruyamartop.jpg
埴輪片は未だ確認されておらず、主体部も位置すら不明なので築造時期も不詳です。

墳頂から先ほどのマウンド方面を見下ろしてます。国土地理院地図を傾斜量図で見ると双方中円墳の様に張り出してる様に見えますが、実際尾根の鞍部よりも少し高いテラス状になっていて、その先端が少し盛り上がってる様に見えます。
ogurimaruyamarnside.jpg
この左奥の近くに在る別な頂部も古墳だと思うのですが・・・。

後円部より前方部を見てます。規模が大きく、2本の倒木が見える辺りがくびれ部です。
ogurimaruyamartof.jpg

くびれ部で180度振り返って後円部を見上げてます。比高差4m以上で、横から見る以上に後円部の高さが有ります。
ogurimaruyamakubiretor.jpg

再度振り返って前方部を見てます。薄曇りの日の探訪だったので良かったのでしょうか?きっと好天だったら日が差して地形が写らなかったかもしれません。
ogurimaruyamakubiretof.jpg

前方部に少し進んで再度後円部を見てます。既に後円部上部は見えてません・・・。
ogurimaruyamaftor1.jpg

前方部墳頂の様子です。幅15mの先端の直線が良く残り、そこから急斜面を下りると一枚目の画像の横になります。
ogurimaruyamaftop.jpg

再度後円部をそこから見ても、遠すぎて全然見えません・・・。
ogurimaruyamaftor2.jpg
なんとか公式に確認調査されて、それを機に尾根のトレッキングコースも再整備されないものでしょうか・・・?
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No title

あんけん様
大変ごぶさたしております。
こんな大規模な墳丘が眠っていたのですね。
いつか訪ねてみたいです。イノシシは怖いですが…

No title

こんばんは、オヤコフン様。
お久しぶりです。貴ブログは毎日拝見してるのですが・・・済みません。
ここの付近には栃木県側も含めもう数ヶ所怪しい場所が在って、尾根に立派な道があるよと聞いた時は纏めて見に行こうかとも思ったのですが、墳丘の写真からは想像出来ない程の藪で、今の時期以外は勿論ですが明日登るとしても単独で行く事はお勧めし難い状況でした。両手も茨で傷だらけで腫れましたし、ズボンも一本ズタズタになってしまいました。

落ちてるゴミは古いモノばかりでしたがここと隣の高まりは最近誰かが石をひっくり返した痕跡があり、後で資料を買ったら公式ではないものの数次の調査にいらしてるそうです。茨城県考古学協会の中の人も確認されてる様ですし、山域全体での調査が進んだらと期待せずにはいられません!

No title

こんにちは。
この古墳を実見した方から私のブログにコメントがあり、コロナが落ち着いたら行ってみようと思っていましたので大変参考になりました。天満宮西側の尾根先端あたりでしょうか?
しかしこの状況では単独行は難しそうですね。

No title

昇寛さんのブログに紹介されていたのもこちらだったのですね!
茨も恐ろしいですが、いつか訪ねてみたいです。

No title

こんにちは、昇寛様。
場所はここです。http://ktgis.net/kjmapw/kjmapw.html?lat=36.368870&lng=140.034447&zoom=17&dataset=kanto&age=0&screen=2&scr1tile=k_cj4&scr2tile=slopemap&scr3tile=k_cj4&scr4tile=k_cj4&mapOpacity=0&overGSItile=no&altitudeOpacity=2
ゴルフ場の横に墓地があり、参拝者用の駐車スペースが有って、墓地の左側に旧登山道(?)が有ります。上図にも見えてますが墓地の最上部にマウンドが在り、書き込みで書かれていた婆良岐考古を買ったら円墳としてポイントされてました。自分は北東からアクセスしたので、すぐ北に在るもう1ヶ所の方を最初丸山古墳と間違えたのですがそちらに関しては古墳と見る記述は無いものの葺石らしき石も多く、頂にも石材が散見され古墳ではないかと思います。

No title

こんばんは、オヤコフン様。
昇寛様のブログにコメントされてた墳丘はこの辺り(http://ktgis.net/kjmapw/kjmapw.html?lat=36.373129&lng=140.018810&zoom=16&dataset=kanto&age=0&screen=2&scr1tile=k_cj4&scr2tile=slopemap&scr3tile=k_cj4&scr4tile=k_cj4&mapOpacity=0&overGSItile=no&altitudeOpacity=2)?かもと思ってましたが後で資料を見たらこの墳丘でした。
茨と猪の穴に悩まされたのはほぼ北東側の尾根上で、墳丘から南側はむしろ倒木で視界が開けない状況でした。今冬は雪が降ってない(ハズ)なので状況は変わってないと思います。でも桜川の山麓の古墳や城を見るとやっぱり単独行動は蛇や蜂に遭遇する以上のリスクは考えずにはいられません・・・。
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あんけん

Author:あんけん
多趣味で統一性のないアラフィフです。

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